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  • RYUZO NAKATA

RYUZO NAKATA HISTOIRE-14

クチュールが終わり プレタポルテが終わり

終わったからと言っても 終わりがない・・・

クチュールが終わった直後の楽屋で UNGARO氏と



楽屋 最終チェック          ↑ このサンダルサイズが本当です


今度はなんだ?

ミーセゾン(中間)のコレクション準備だ

このコレクションは 秋物(PRE-HIVER) 春物(CROISIERE)

メインコレクションとほぼ同じだけど

着やすいラインに仕上げてある

後に どこもそうなったけど 納品遅れなどの問題で

タイミングを繰り上げなければならなくなり

目立たなかったこのコレクションが売り上げ比率が多くなっていった

このコレクションもイタリア生産

絵型 仮縫いと段取りはプレタポルテと同じ

大袈裟なショーはしないので 簡単 実用性のアクセサリーのみ

社内でのフロアショーからランチ 受注会

スタジオの仕事も終わり


この準備期間中にウンガロ氏とミラノのプリント屋さんに行く

CDG→LINATE空港

空港に到着するとリムジンが迎えに着ていて

ビアスピーガ道りの裏手のプリント屋さんに直行

UNGARO社のプリントは全てMr BEROTTI 氏の会社

RAINBOW (柄デザイン会社)で柄組みされる

その柄をコモ湖の織物屋でプリントするのだ

今までのUNGARO用の柄の数が 8000柄 凄くない

友達同士だから 出来たのだろう

会社内には10人ぐらいのテキスタイルデザイナーが居て

どんどん新しい柄を見せてくれる

生地見本もありデザインを決めたら生地ベースも直ぐに決められる

また こんなのあんなのと言うと後で柄を送ってくれる


最近のプリントはデジタルプリントだけど

その時代は 色の数だけ 柄枠を作り1柄のために10枠12枠と

膨大な保管場所が必要になるが

後に 彼が会社を売ってリタイアした時は

購入した会社が全てデジタル写真を撮り 枠は全て燃やしたそうだ

勿体無いけど 新しい時代の変化だ 仕方がないね


仕事も毎回 スムーズに終わる

夜は美味しいイタリアン

面白いよね イタリアでは 魚介? 肉?と聞かれる

でも 本当に何を食べても美味しい 美味しすぎる

飲みすぎる

ホテルに戻ると 1人でセミスイート

本当に素敵な出張だ

これが1回目の出張で その後 ウンガロ社を辞めるまで15年も続く

ミラノはプリント屋/プライベートでも


ミラノ 最後の晩餐 修復中の時


生地の展示会でコモ湖/ライセンス契約でベローナ(ロミオ&ジュリエット)/

ニット工場で ベニス

プライベートでも カプリ/ナポリ/ローマ/フィレンツェ

なんか適当なイタリア語で楽しい 美味しい

イタリアは何回行った事か


さて 逆に BEROTTI 氏がパリに来る時は

ミラノから自分でポルシェを運転してくる

スピード狂だ (カラヤンもそうだった)

パリに着いたと会社に連絡があると 今からレストラン伊勢で

鮨を食べてから行く と

まあ 毎回自由な感じだ

会社に着くと エスプレッソをくれ

葉巻をふかし始める

灰は窓から捨てる

まあーイタリア人同士のお友達だから そんな感じで仕事に入る


これは レストランでの写真

      Mr UNGARO Mr BEROTTI RYUZO








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